皆さんタスク管理してますか?
私は今年に入ってHabiticaでのタスク管理を始めたのですが、これが思ったより便利で楽しくて気に入ってます。
というわけで今回はHabiticaについての簡単な解説と、便利な使い方をご紹介します。
Habiticaとは
Habitica(ハビティカ)はRPGとタスク管理が融合した、ゲーム風タスク管理サービスです。
Habit【習慣】が語源になっているとされており、タスク管理ツールの中でも特に”習慣の改善”に重点を置いて(いるように思います。少なくとも私は実際に使ってみて習慣の改善がしやすいサービスだと感じて)います。
ゲーム要素については既に解りやすく解説しているサイトやwikiがありますので、ぜひご覧ください。
基本的な使い方
ざらめちゃん
ゲームとタスク管理が融合したサービスなだけあって、ゲーム部分は実に色んな要素があり全てを理解するにはとっても時間がかかります。
しかし基本的な考え方は「他のタスク管理ツールのようにタスクを追加&実行」すると「経験値が増えたりゲーム内通貨が増える」で一貫しており、兎にも角にも”タスク管理ツール”として使わないと”ゲーム部分”を楽しむことはできません。
なので本記事では、とりあえずタスク管理ツールとして使う方法をご紹介します。ゲーム部分に関しては取り返しのつかない要素などは無いので、タスク管理方法を把握した後で理解し始めても全然遅くありません。
タスク管理ツールとしての特徴
Habiticaではタスクを”習慣・日課・ToDo・ごほうび”の4つにカテゴリ分けして管理することができます。
どのカテゴリにどんなタスクを入れるかは各々の自由ではありますが、各カテゴリの特徴を理解して使うことでより便利にタスクを管理できるので、カテゴリについて簡単に解説します。
習慣(Habit)
習慣は1日に何度も繰り返すタスクを追加しておくと便利です。ゲームで例えるなら「何回でも周回出来るクエスト」。
習慣に追加したタスクは+と−の回数カウンターが付くのが特徴で、良い習慣を実行できたら+ボタン、良い習慣を実行できなかったり悪い習慣を行なってしまったら−ボタンでカウントすることができます。
因みに私は良い習慣として「コーヒーを淹れる」「作業用BGMをかける」、悪い習慣として「動画を注視する/手を止める」などを入れています。良い習慣も悪い習慣も数値化して、良い習慣を多く/悪い習慣を少なくしていけると良いですね。
日課(Daily)
日課は毎日1日に1回だけやるタスクを追加すると便利です。ゲームで例えるなら「1日1回だけ遊べるデイリークエスト」。
日課に追加したタスクはチェック欄が付くのが特徴で、付けたチェックマークは毎日0時を回ると全て自動でリセットされます。完了したタスクを毎日追加しなおす手間が省けるのが便利ですね。
因みに私が入れているのは「二度寝しない」「動画を作る」「皿を洗う」「シャワーを浴びる」など。いや風呂くらいは毎日入れよって感じですが、連休で外出予定無いと面倒で入らなかったりするんですよね…。
To Do
To Doは1回きりのタスクを追加すると便利です。ゲームで例えるなら「イベント戦やボス戦、または周回できないクエスト」。
To Doに追加したタスクは日課と同様にチェック欄が付きますが、こちらはチェックマークを入れるとタスクが消滅して、自動復活しないのが特徴です。
因みに私がよく入れるのは「〜について調べる」「〇〇を買う」「〇月×日までに動画を完成させる」などです。習慣や日課ほど毎日やらないけど、忘れずにやりたいタスクなどを入れましょう。
ごほうび
ごほうびはその名の通り、自分へのご褒美を入れておくカテゴリーです。ゲームで例えるなら「景品、またはレアアイテム」。
ごほうびは他のカテゴリーと違ってゲーム内通貨が無いとタスクを実行できないのが特徴で、このカテゴリーのタスクは何度タップorクリックしても消えません(押した分だけゲーム内通貨は消費されます。また、誤って追加したタスクはタスクの詳細設定から削除できます)。
ゲーム内通貨は習慣・日課・To Doのタスクをこなせば溜まっていくので、素直に「欲しいものを1つ買う」「マッサージに行く」「〇〇へ遊びに行く」などのご褒美を入れてもいいと思いますが、“間違えて押しても消えない”という特徴を活かしてメモ欄として使うのもおススメです。
特徴まとめ
少し長くなりましたが、習慣=周回クエスト、日課=デイリークエスト、To Do=イベントクエスト、ごほうび=ごほうび(メモ欄)、こんな感じで把握しておいて、当てはまるカテゴリにタスクを追加していけばOKです。
もちろん後から加筆・修正・並べ替え・削除も思いのままなので、難しく考えずに思いついた事をどんどん書き足して行きましょう。
タスク管理部分だけでも充分優秀
ざらめちゃん
ゲーム感覚でタスク管理できるのが特徴のHabiticaですが、ぶっちゃけゲーム部分を無視してタスク管理だけをするにしてもかなり便利なツールです。
実は今年で10周年を迎えるサービスなだけあって、タグ付けでのタスク整理や検索性・操作性やレスポンスもとても良いので、「ゲームなんて興味ないよ、とりあえず習慣改善とかタスク管理したい」という方もぜひ1度使ってみてください。
というか私自信、ゲーム部分を覚えるのが煩わしくて敬遠していたクチなのですが、叶うことなら数年前の自分に伝えたい。「ゲーム部分は最悪やらなくても良いから、とりあえず数日間Habitica使ってみろ!」って。
おわりに
以上、Habiticaの基本的な使い方でした。
いやいやゲーム部分が要なんだからそっちも解説しろよと言われてしまいそうですが、ゲーム部分とタスク管理部分を一緒に説明されて「うわぁ〜なんか覚えること多くてめんどくさそ〜」って実際に感じたのが数年前の私なので、敢えてタスク管理の部分のみ紹介してみました。
因みに私はタスク管理部分が優秀だと分かって使い始めてから、ゲームの方も普通に楽しんでます。
まぁゲームって言っても着せ替えしたり、レベルやゲーム内通貨やアイテムが増えるだけなんですが、それがまた楽しいんですよね。
というわけで本記事はここまで、ご覧いただきありがとうございました!