独自ドメインとレンタルサーバーのデメリット

皆さんブログ運営してますか?

私も現在毎日記事を上げるくらいにはハマってるブログ更新ですが、ふと「このブログって私が死んだ後どうなるんだろう」とか考えちゃったので、記事にしちゃいます。

あ、別に私がそういうアレな気分だとかじゃありませんからね!

因みにここまで読んでタイトルのデメリットがなんなのか理解出来た人はご立派!

ドメインとサーバーについて

ブログやホームページを作る際にはドメインとサーバーというものが必要になります。

お家で例えるならドメインは住所、サーバーはその住所にある土地や家です。

ドメインとサーバーについては、どちらかが欠けていてはWebサイトが機能しません。

住所となるドメインが分からなければどこにデータがあるか分からずページが開けませんし、土地となるサーバーがダウン(機能停止)していたりすると、その住所にあるデータが読み取れませんからね。

レンタルサーバーとは

ブログを作るためにドメインとサーバーが必要となると書きましたが、サーバーって実は自宅で設置する事も出来るんですよ。

サーバーはデータを格納してインターネット上に共有する役割を担うパソコンのことなのですが、ブログを閲覧できるようにするためには常時サーバーを点けてないといけないし、機器を揃えるのにもお金がかかります。

そこで登場するのがレンタルサーバーです。

レンタルサーバーはお金を支払ってサーバーを借りることが出来るサービスで、個人ブログ向けの物だと大体月額1000円前後で借りることが出来ます。

このブログもエックスサーバーというレンタルサーバーを借りて運用しているので、毎月お金を払ってるんですよ。

因みにお金を払わなくてもブログを始められるLivedoorブログやFC2ブログなんかは、ブログの運営会社がサーバーを管理している事になります。無料で使わせてくれるなんて太っ腹ですね!

独自ドメインとは

サーバーの他に必要となるドメインとは、ブログやホームページのアドレスです。

当ブログではhttps://satojinja.comとなってますね。このアドレスで言うhttps://はサイトへのアクセス方法(通信手段)、satojinja.comがサイトのデータへアクセスするための住所となります。

つまりこのブログに投稿した画像等はsatojinja.comという住所のレンタルサーバーという家に保存された物となります。

因みにsatojinja.comという住所については、所有するために更新料を支払う必要があります。その額1年で1,274円。安い!

この更新料を支払っているから、私はsatojinja.comという住所を独占できる訳ですね。

私しか使えないドメイン=独自ドメインとなるわけです。ついでにこの独自ドメインもエックスドメインにて取得しています。

ところが無料ブログではドメインの料金についてもドメインを運営会社が管理しているので、ドメインの更新料も不要。無料で使用することが出来ます。

無料ブログのデメリット

サーバー代もドメイン代も運営会社が肩代わりしてくれる無料ブログサービスは魅力的ですが、商用利用がダメなところがあったり広告が削除できなかったり、どこもある程度の制約があります。

そして無料ブログ最大のデメリットとしては、ブログサービスの終了や運営会社が潰れたりしてサーバーやドメインが無くなってしまった場合、折角書いたブログが消えて無くなってしまう事です。

大手だと最近ではYahoo!ジオシティーズというブログサービスの終了に伴い、Yahoo!ジオシティーズで管理しているサーバーやドメインを使用しているサイトは引っ越しが必要になっています。

因みに移行期間である2019年3月31日までに引っ越しの作業が完了していないYahoo!ジオシティーズを使用したブログなどは、完全に消えて無くなってしまいます。

インターネット上にあるものにも寿命があるんですね。

しかし引っ越しが出来ていれば完全にデメリットが無いわけではありません。

例えば特定のブログをブックマークで登録してアクセスしている場合、ブログの管理者が転送設定をしていればしばらくの間は同じアドレスでアクセス出来ます。(Yahoo!ジオシティーズの場合は9月30日まで)

けれどもその後転送サービスが終了してしまったら、引越し先のブログをブックマーク登録しないとアクセス出来なくなってしまいます。

ユーザー側(ブログを見てくれる人)も逐一引っ越しのお知らせを見てくれるとは限らないので、引っ越した事を知らないユーザーが前のリンクしか知らず、新しいブログにアクセス出来なくなるなどでアクセス減にも繋がる訳です。

長くなるしあんまり詳しくないので説明は省略しますが、Googleの検索順位も下がるので更にアクセスは低下することになるでしょう。

サービス終了や倒産以外でもトラブルが発生する可能性はある

ブログが完全に消えないにしても、サーバーへのアクセスが集中して負荷がかかっていたりするとブログの読み込みに時間がかかったり、運営会社のサーバーがダウンしたりすると暫くの間ブログにアクセスすることが出来なくなってしまいます。

独自ドメインとレンタルサーバーのデメリット

さてここまで説明した時点でいよいよ本題です。

無料ブログは無料で運用できる分デメリットが有ると説明しましたが、ここからが私の思う独自ドメインとレンタルサーバーのデメリットについて書いていきます。

レンタルサーバー代とドメインの更新料がかかるという点は誰が見ても一目瞭然ですが、それよりも私は冒頭に書いた、管理者が逝去した場合の個人ブログについて気になります。

管理者が居なくなりレンタルサーバー代を払えなくなった場合、借りていたサーバーの中にあるデータはやがて削除されるでしょう。

そしてドメインも更新出来なければ失効してしまうので、URLその物が無効になります。

つまりブログの土地も住所も無くなり、完全に無と化してしまうわけです。

稼ぐ為だけに作ったサイトならそれでもいいかもしれませんが、そうじゃないブログだって沢山あるでしょう。

私が動画を作ったりブログを書いたりする動機の一つとして、どんなにくだらない物でも私が生きていた証拠を一つでも残すという物があるので、完全に消えてなくなってしまうのは寂しいです。

今はそんな大層なこと思いつきませんが、自分が残した知恵が後世であれ誰かの役に立つって嬉しいじゃないですか。

冒頭でデメリットの意味が分かった人はご立派と書いたのは、ブログが残せない事をデメリットと捉える人は後世の人にも読んで欲しいと思える記事を書いている証拠だと思ったからです。

余命が分かってるなら予め他の人に譲渡するとか、長生きしそうなブログサービスに引っ越すとかも出来そうですが、誰もがみな余命が分かったり不老不死だったりする訳じゃないでしょう。

少なくとも今は、私が去った世界なんてどうでもいいとは思えないので、もしも不幸があった時に記録を残せないという点ではレンタルサーバー&独自ドメインという環境でブログを続けるという方針を考え直しても良いのかなと思っています。

このブログはどうするのか

まだ記事数も少ないですしサーバー代も1年分払ったばかりなのですぐに移行はしませんが、もしもブログに飽きて更新頻度が落ちた時なんかは無料ブログサービスに移行するのも良いのかな~とは思っています。

しかし当ブログは独自ドメイン&レンタルサーバーによる自由度の高さから成り立っているところもあるので、やっぱり当分の間は今の環境で続けるかな~

因みに今現在でもちょっと調べれば更新が止まって何年も経っているブログが見つかりますね。

私のブログも未来の人が見ても面白いと思ってくれるような記事が書けるように頑張ります。

ところで、一定の期間更新がないwordpress.orgを使ったブログをアーカイブとしてオンライン上に残してくれるサービスとかあったら面白そうですよね。

ブログの保険的なサービス、誰か作って偉い人!

という訳で本記事はここまで!

ご覧いただきありがとうございました!