車は左側通行で歩行者は右側通行、腑に落ちない道路交通法に対して思う事

皆さん道路交通法守ってますか?

日本の道路交通法では車は左側通行で歩行者は右側通行となっていますが、はっきり言って紛らわしいですし歩行者に限っては守ってない人も多いですよね。

というわけで今日は日本の道路交通法に対して思う事をお話しします。

日本の車が左側通行である理由

海外の道路では車は右側通行になっているのに、どうして日本は左側通行なのでしょうか。

これは諸説あるのですが、侍が刀を左腰に挿して携行していた事が由来であるとされています。

なぜ侍が刀を携行しているから左側通行になったのかというと、侍にとって刀は命を預ける相棒であり、右利きの多い日本人は有事の際すぐに刀を抜けるように左腰に刀を携えている人が多かったんだそうです。

左腰に刀を携行している場合、右側通行だとすれ違った際に刀の鞘同士がぶつかる事が多くなるわけですが、これは現代における不良やヤクザ同士の肩と肩がぶつかる以上にトラブルの元となっていたようで、ひどい時はその場で斬り合いが始まる等の大事に発展する事もあったんだとか。

そこで余計なトラブルの発生を避けるために左側通行の文化が出来て、現代まで引き継がれて車は左側通行という決まりができたわけですね。

ではなぜ歩行者は右側通行なのか

アメリカは現在の日本とは逆で、車は右側通行で歩行者は左側通行になっているのをご存知でしょうか?

日本は上述の理由から車も歩行者も左側通行でしたが、どうやらアメリカとの戦争に破れた際に交通ルールを変えるように要求されたそうです。

しかし既に左側通行が根付いていた日本の道路や交通機関を右側通行用に作り直すのは経済的に難しく、せめて車と歩行者の進行方向が逆になっているという点を合わせるために、歩行者のみ右側通行に切り替わったとのこと。

歩行者の進行方向を守っていない人は沢山いる

道路交通法で歩行者は右側通行がルールとなった訳ですが、残念ながら守っていない人は沢山います。

それもお年寄りの方だけかと思ったら老若男女問わず守っていない人は一定数いるようで、これは車の免許取得制度と違って明確にルールを学ぶ機会が無い事と、歩行者用の道路標識が無い事が原因ではないかと考えています。

お陰でこちらがルールを守って歩いていても逐一対向者の歩き方を見ないと満足に歩道を歩く事も出来ない為、非常に不便だし不愉快な思いをする事が多々あります。

表札や道路標識でルールを徹底してほしい

車でも工事などで通行止めになってしまった際は交通整理の案内に従って反対車線を走る事があるように、歩行者も右側通行が困難な時は左側通行も可能という決まりはあります。

それにしたって常時左側通行をしている人の数は目に余りますし、増税などで徴収するならもう少し歩行者が歩きやすいように歩行者用の標識や表札を作ってほしいなと思う訳です。

そうすれば散歩だってもっと楽しくなりますし、外に出て歩こうっていう人も増えるのでは無いでしょうか・・・いや、それは無いか。

まとめ

以上、道路交通法に対する憤りについてお話ししました。

ぶっちゃけ紛らわしいのでまた歩行者も左側通行に戻しちゃった方がいいような気もしますが、それが難しいならもう少し交通整備の方を徹底してほしいですよね。

というわけで本記事はここまで!ご覧いただきありがとうございました!