【FF14】私がゼノスを好きになれない理由

皆さんゼノスは好きですか?

私は正直言って、あまり好きではありません。

彼のことを絶賛している人もいるし人気のあるキャラクターなのに、どうして好きになれないのか…今日は少し考えてみたいと思います。

ゼノスとは

本名はゼノス・イェー・ガルヴァス、FF14紅蓮のリベレーターに登場するラスボスです。

ガレマール帝国皇帝の息子で、第XII軍団長。紅蓮のリベレーターでは自分の足で統治下にあるドマの視察をしたり、ラールガーズリーチでも前線で戦ったりと、自らの足で率先して軍団員を導いていくのが特徴的な人物です。

戦いを好み、プレイヤーである光の戦士との初戦では圧倒的な力を見せるも敢えてトドメは刺さず、数回刃を交えたのち成長した光の戦士に敗れ、最期は自らの手で命を絶ちました。

人柄

戦いの中で光の戦士のことを自分と同じ「戦いを愉しむ者」と見定め、「唯一の友」と認めていました。

たった数回刃を交えただけで知ったようなことを…と言いたいところですが、レイドや極蛮神戦などの戦闘コンテンツを楽しんでいるプレイヤーは少なくなかったようで、図星をつかれたと感じたプレイヤーもたくさんいたとか。

また、単なる戦闘狂かと思いきや部下からの人望もあり、多少残忍なところはあるものの部下を思いやることもある為、敵キャラでありながらプレイヤーの人気を集めています。

ディシディアにも参戦

人気があるからか、ディシディアファイナルファンタジーにも参戦しています。

戦いを好む彼にとっては待ちに待った戦いの場への参入となり賞賛するファンもいますが、その反面この参戦が後述する「彼を復活させざるを得ない理由」になってしまったのではないかと、懸念の声を漏らす人もいました。

なぜ好きになれないのか

さて、そんな人気キャラクターのゼノスですが、最初に書いた通り私はあんまり好きじゃないのです。

私が流行りものが嫌いだったり、過大評価されていると思ったものに懐疑的になる性格であることも関係ありそうですが、具体的になぜ好きになれないのかを考えてみます。

ラスボス級の敵役でも見劣りする「戦う理由」

戦いが楽しいから戦うというのは分かります。しかし世のため人のために戦う人やモンスターがいるFF14の世界では、彼の戦う理由というのはあまりにも小さく、自分勝手です。

蛮神召喚を根絶するために戦ったガイウス、愛する兄妹を奪った人々の裏切りに対する復讐に燃えるニーズヘッグ、鏡像世界を統合して真なる世界を取り戻すために戦うアシエン、歴代のラスボスは自分が当事者になったらきっと同じ事をするであろう信念がありました。

もしもゼノスがラスボスではなく、ランジートのような中ボス級のキャラクターだったら少し見方が変わったかもしれません。

ましてや何でもかんでも壮大であれば良いというわけではありませんが、物語の大トリを務めるキャラとしては他のラスボスに比べて大きく見劣りする上に、そんな彼がDDFFでFF14のボス代表のように扱われているのはイマイチ腑に落ちないのです。

友達ヅラしたり決めつけてくるから

たった数回刃を交えただけで「唯一の友」だったり「最大の理解者」と言われるのもイマイチ釈然としません。

そういうのは何度も戦っているキャラクターに言われてこそグッとくるもので、例えばオメガだったりアシエン等に言われたら「あぁ〜確かにそうかもしれないなぁ」と納得もできるのですが、ポッと出のゼノスに言われたところで「お前に私の何がわかるんだ!」としかなりません。

言ってる事とやってる事が矛盾しているところ

強い者との戦いがしたいなら、どうして神龍とは戦わずに合体したのでしょうか。

オメガと互角に渡り合った神龍となら光の戦士となんかよりも楽しい戦いが出来るでしょうに、捕まえたところまでは良いですが回復してから戦うわけでもなく、かと言って自分に取り込むのかと思ったら合体してゼノスの面影残ってないし…矛盾してます。

おまけに自害する際も「これより先など或るべきものか」と言いつつ復活してあろうことか自分の体を取り戻しに行ったりと未練タラタラですし、なんのために死んだのか分かりません。

ディシディアに参戦したから

ディシディアファイナルファンタジーは、FFの各ナンバリングタイトルから主役級のキャラとライバルやラスボスが登場するアクションバトルゲームです。

FF1からはラスボスとなったガーランドだったり、FF7からセフィロスが登場したりと、各作品のキャラクターが夢の共演を果たす場所です。

FF14では大型アップデートによりラスボスが変わるため仕方ないとは思いますが、だからってゼノスを出すのはなんか違うような気がしたのです。

それこそ他作品では見かけないようなキャラクターとしてアシエン・ラハブレアを出したり等、他にも選択肢はあったはずなのに、ちょうどパッチ4.Xだったからとゼノスがライバル代表みたいになってしまっているのがイマイチ納得できないのです。

まとめ

以上、私がゼノスを好きになれない理由でした。

戦う理由がしょうもないところと、言動と行動が矛盾している箇所以外は魅力的なキャラクターだとも思いますので、後付けでも良いから彼が戦いに固執する確たる理由をつけてあげて欲しいです。

今はあまり好きではありませんが、今後掌を返すくらい魅力的なキャラクターに描いてもらえると良いですね!

というわけで本記事はここまで!ご覧いただきありがとうございました!