皆さんにはやめようとしていることってありますか?
やめたいのにやめられない事ってありますよね、私も結構悩まされます。
というわけで今日は、何かをやめる事にも勇気がいるよっていうお話をします。
人間は変化を嫌う生き物
人間は変化を嫌う生き物と言われています。
勿論「いつもは塩ラーメンだから今日は味噌ラーメンにしよう」といった些細なものであれば多少のアクセントとなって面白いですが、「ラーメンを食べるという習慣をやめよう」といった大きな変化を目の当たりにすると、多少なりともストレスを感じるからです。
そもそもいつもラーメンを食べないという人からしたら、その分を野菜を摂ったり肉・魚を適度に食べたり、バランスの取れた食事のほうが体に良いことは明白でしょう。
しかし毎日ラーメンを食べる人にとっては、ラーメンを食べるという習慣こそが当然・当たり前の事であり、たとえ体に悪いと分かっていてもつい続けてしまうものなのです。
変化するにはどうすればいいか
変化を嫌う生き物である私達ですが、現状を変えたいという声はたくさん聞こえてきます。
どうすれば自分にとってマイナスの習慣を変える事ができるのでしょうか。私流のコツをご紹介します。
悩む事をやめる
まずは悩むという選択肢を作ることをやめましょう。私が思うに「何かを悩む人」というのは無意識のうちに問題から遠ざかろうとしている傾向にあります。
例えば今回お話している「何かをやめる」事に関していうと、「やめる」「やめない」という2つの選択肢があったして、無意識のうちに「やめるかやめないかを悩む」という3つめの選択肢を作り出し、選択してしまうのです。
その結果たくさんの時間を無駄にしてしまい、せっかく2つの選択肢があってもどちらも鮮度が落ちたときに手を付ける事になる…なんて事が多かったりします。
では悩む時間を「2つある選択肢をどちらも試してみる」時間に充ててみるのはどうでしょうか。そうすればどちらも鮮度が落ちる前に楽しむことが出来るはずです。
若いうちは何事も経験と言いますが、「若いうち」というのはあくまで例えです。言い換えるなら「悩む時間があるうちは何事も経験」。勿論重要な選択であればどちらにするか考える必要はあるでしょうが、ただ悩むのではなく実際に行動しながら考えてみましょう。
やめる事によるメリット・デメリットを書き出してみる
何かをやめる事によるメリット・デメリットを明確にして、きちんと把握することを意識しましょう。ただなんとなく「これをやめられたら体に良いのになぁ~」と考えているだけでは、先述した「何かを悩む人」のように悩む事に時間を使うだけで、何の生産性もありません。
例えば私は最近、依存症のように長時間かけてゲームで遊んでいました。最終目標は難しいゲームをクリアするという物でしたが、そのために膨大な時間を使ってしまっていたのです。
これをやめるため、私は以下のようにメリットとデメリットを書き出してみました。
やめることによるメリット | やめることによるデメリット |
・他の事に時間が使える ・睡眠時間を削らなくて済む ・ブログの更新も出来る ・体を動かす時間に充てれば健康にも良い | ・今までやって来たことが無駄になる ・難しい事から逃げたと思われるかも ・突然やめる事により違和感も感じる ・自分のアイデンティティを失うのではないか |
書き出してみた結果、デメリットに関してはかなり漠然としたものである事がわかりました。
特に「今までやって来たことが無駄になる」という点については、そもそも「今までやって来た事自体が無駄である」と定義することで簡単に割り切る事が出来ました。
むしろ無駄を削る事によって得られるものがあまりにも多い事に気づき、即刻ゲームの長時間プレイをやめる事が出来たわけです。一度書き出してみるってこんなに大事な事なんですね。
変化することに慣れる
動物が普段使わない部分から退化していくように、普段から変化する体験をしない人は些細な変化ですら躊躇ってしまうのではないでしょうか。
そんなふうに思考が凝り固まる前に、普段から物事を自分で考えて選択し、些細なことでも変化を受け入れるという体験しておくことをオススメします。
ゲームならたまには別のゲームで遊んでみるとか、とにかく常に決まった行動を取る事を避けるようにするのです。もし他のゲームで遊ぶという選択が出来るのであれば、その気になればゲーム以外の事でも遊べるようになるはずですから。
まとめ
以上、やめたいことをやめるコツについてご紹介しました。
普段はそれほど意識して選択しているつもりはないのですが、書き出してみると割とちゃんと考えながら行動しているのだなと我ながら感心してしまいました。
これからもなるべく無駄は省きつつ、楽しい人生を送れるように日々精進して行きたいものですね。
という訳で本記事はここまで、ご覧頂きありがとうございました!